この日記は、1話完結ではありません。初めから読むと、僕のパワーアップが解ります。 今日はトモさんのマンションの掃除日。
行くとトモさんも作業服で待っていた。
「見たいものがあるので行く」と言う。
又何か悪戯されるのか警戒しながら掃除していると何も無い。
「帰り今建築中のコーポ4棟を見に行く」と言うので寄ると、
マーさんがいて怒っている。
設計士はマーさんが呼んでいたが、職人さんは休日なので誰もいない。
トモさんが慌ててマーさんの所に行き事情を聞いている。
僕も行くとどうも建て方が雑で手抜き工事を見つけたみたいだ。
まだクロスの張っていない壁はパテだらけ、僕は意味が解らない。
マーさんが「これだと隙間だらけの壁をパテでわからない様にしている。
完成してもドアを閉めるたびに音が響いて仕方ない。
耐久性にも関係してくる」と言う。
「お前はそれで設計管理の金を受け取るのか!
それに見合う仕事をしてるのか」と怒っている。
設計士はマーさんの言う事が正しいので謝るばかり。
「300万もの金を払う価値がない」と今度は値切りだす。
「壁も傾いていないか?」何かを使い調べだしたマーさん。
「ここも少しおかしい、ここもおかしい」と幾つも変な所を見つけ出す。
設計士は言う事が無い、無言でマーさんの横でうつむいている。
「300万は払えない欲しいならココとココとココも直せ」と言うマーさん。
トモさんは横で「そうしてくれ」と言うだけ。
設計士は「解りました工事やり直します、でも費用が少し掛かります」
と言う。
これにはマーさん怒った、柄の悪いのを丸出しにして、
「お前!人をおちょくっているのか!
何の為にお前に金を払う契約してる、
管理してない人間に金払えるかあほんだら!」
設計士は泣きそうになって「どうしましょう」とトモさんに泣きつく。
トモさんも「当然金は払えないあんたの仕事がいい加減だ」と怒る!
設計管理は半額までまけさし、
あまりにもひどい所だけ直す事で話がついた。
マーさんすかさず畳み込む。
「次郎紙と鉛筆持って来い」と言われ渡すと、
「これに一筆書いてくれ」と言う。
「あんたの言う事は信用出来ない」と言い紙に何かを書かした。
僕は詳しい事が解らないが、
マーさんやトモさんが正しいと思い話を聞いていた。
テレビの設計士とは全然違う。
もしかしたら業者からバックマージンでも貰う話があったのかも?
最後にマーさん「契約書通り工事の日程も先延ばしにしたら、
違約金も貰うからな」と言うと、
本当に設計士は泣くのではと思うぐらい青ざめる。
完成はもう5日後に迫っている。
僕は話の間、道を通る人のミニスカートを横目でチラチラ見ていた。
マーさんも怒りながらミニスカートの人が通るたびに、
目がそちらに動くのを僕はみのがさなかった。
↓↓こんな感じの人が通り過ぎていました
帰りトモさんお気に入りの喫茶店でマーさんがトモさんに、
「明日か今日の夜お前の家に必ず設計士が来て泣きつくから、
その時は契約書通りにしてくれと言え解ったな」と、
マーさんが言うとトモさんは「解りました」と答え、
「工事も少し遅れるしこれで500万ほど費用が浮いたから、
いくらお礼すればいいのか」 それとなく聞く。
マーさんは「いらんいらん」と言う。
「それより明日から毎日現場に顔出せ。
解らなくても俺が持っていた道具貸したるから、
それで工事の進みを確認しろ」と言う。
「大手の会社も下請けに工事発注するし、
値段がきつければ腕の悪い職人使うしこうなる」と言う。
↓↓ウエートレスの子はこんな感じの子でした
喫茶店から出て帰りトモさんがいくらお礼したらいいのか困っている。
僕に「家が近いから今度遊びに行ってそれとなく聞いてくれ」と頼む。
「僕はそれもいいがマーさんの正確だと怒る可能性もあるから、
トモさんがお金を5万ぐらい借りて、
明日振り込むから口座教えてくださいと聞けばいい」と言う。
「そしてお礼も一緒に振込み手紙を送ると、
マーさんも受け取るのではないのか」と言う。
トモさんが「それがいい」と今日のバイト料を2万くれた。
「でも金額はマーさんにそれとなく聞いてくれ」と言われる。
2万受け取った後だし断れないm(_ _)m
僕から見れば気のいいおじさん的存在のマーさん。
今日は現場で怖かった。
僕はもうすぐ掃除のバイトが一つ増える事が嬉しかった(^_^)v
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